極楽とんぼのヤゴ日記

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こんばんは！ことほです

恐ろしい勢いの集中豪雨の日々。

低気圧で、空気が重たい今日この頃

雨が小降りになったので、
本日は銀行のハシゴ＆買い物へ
BGMは、久々のファンモン

人混みの中、うろうろ用を済ませ、

とあるビルの、エレベーターに一人で乗り込んだ所、

右側後部に、どんより重たい気配・・・


「うっへ～～～！！！」


見ない！聴かない！！話さなぁい！！！



息を止めて振り返らない様にし、

何とか目的の階に着いた私。

一人で降りました


ま、そんなこんなで本日も無事終了

感謝感謝の日々に、
「ありがとうの涙が今、この胸に溢れてる～」

明日もキリキリネジ巻いて、頑張りまぁす

(笑)









  

子供の頃、
毎年夏休みに、
子供会の行事で海水浴が有った。

貸し切りバスで向かう先は、
地元の海水浴場。

浜辺で日光浴したり
砂山を作って遊んだり

寝そべって首だけ出し
体に砂を盛って埋めたり…

目隠ししてスイカ割りしたり

地引き網をして、掛かった魚を
バーベキューにして食べたり…

子供ながらに、楽しみな行事だった。

その年の夏、幼稚園児の弟は
買って貰ったばかりの
仮面ライダーの浮輪を付け、
波の上をプカプカ浮いていた。

私は、その横で水中眼鏡を付けて、潜ったり浮いたり。

海底の砂がフワッと浮き上がるのを眺め、
チョロチョロ駆け抜ける魚を観察。

ゴーグルと違い、
子供には大き過ぎる水中眼鏡だったので、

すぐに水が入り、立っては外して水を抜き、又、付けて潜る。

眩しい夏の陽射しの中、
時折大きな波に呑まれて海水を飲みこみ、ゲホゲホむせたりしながらも、潜っては立つの単純な繰り返しを楽しんでいた。


ふと水中から弟を見ると、
弟の足首を白く細長い腕が掴み、
沖の方へとゆっくり引いて行く…

弟は、ニコニコしたまま浮輪に乗り、浜から遠ざかって行くのに、全く気付かない。

私は、とっさに浮輪を掴み、
浜の方に向かって脚をバタつかせた。

波が上下に揺れ、
中々前に進まない…

焦りながらも、
ほんの少しだけ浜に近づき、
恐る恐る水中を見ると……

白い手は消えていた。



この海水浴場は、毎年水難事故で
２〜３人亡くなる場所。

亡くなった人が足を引っ張るから、お盆以降は行ってはいけないとも噂されていた。

今では、地形と潮流の関係で、
沖に流されやすい箇所が有ると
科学的に証明されている。


が、

幼い頃に見た、あの白い手は…

あの顔は、確かに骸骨…


あの海岸には
もう数十年行ってない。