発達障害エピソード(虚言・嘘)
知的レベルの高い、アスペルガーやADHDの場合、
その場に合わせて、
話を創り上げる事に、非常に長けている方が居ます。
極端な例は、天才詐欺師。
目の色ひとつ変えず、一人一人に、
あたかも事実の様に話すので、
聴いた方は、疑う余地も無く、話に振り回されてしまいます。
後で嘘だと判り、問いただしても全く悪びれるどころか、
又、とても巧妙な言い訳をし、話を逸らせ、逃げ道を確保します。
何度注意しても、叱っても、治りません。
逆に、騙された方が悪いと、威圧される事も有ります。
本人には、「嘘偽り」という自覚がなく、
人を騙す事にも、全く罪悪感が有りません。
自分を正当化するために、何も関係ない人のせいと、
話を創りあげて、都合よく記憶を塗り替えてしまいます。
「厳しい親がそうさせた。」「今の状況がそうさせた。」
中には、「自分は、絶対違う!」と癇癪を起こし、
暴力を振るう人も居ます
普段は無愛想で、嘘をつきそうにない人が、
屁理屈で理論武装し、天才的な話術を奏でるので、
交渉事には、非常に長けた能力を発揮する場合も有りますが、
自分の利益の為には、「嘘八百が当たり前」と豪語する位、
誠意を求める事は、できません。
普段の生活の中では、周囲が混乱して疲弊してしまいます。
話が、その都度変わる人に対しては、即断せず、一呼吸置き、
何が本当なのか、ご自身の眼で真実を確認する他ありません。
話を鵜呑みにせず、その都度確かめるのには、
労力も、精神力も必要です。
「又、騙された・・・」と判明する度に、ガックリ力が抜けます。
話を疑うのは、不本意ですが、その様な方は、失敗やミスを、
人のせいにする事に、全く罪悪感を持たないので、
周囲の方々が、被害を受けない様に、
自衛して、ご自身を守るしか、手立ては有りません。
発達障害エピソード(思い込みで暴走)
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